【企業インタビューVol.11】「別荘を、持っているだけではもったいない。」— ココザス株式会社 亀川優一氏に聞く、“お金と心の豊かさ”を両立する別荘運営とは
別荘を持っているものの、実際に利用するのは年間のうち数日だけ。
「せっかく所有しているのに、ほとんど使えていない」
「遠方に住んでいるため、管理のためだけに現地へ行くのが大変」
「宿泊施設として活用したいけれど、何から始めればいいかわからない」
そんな悩みを抱えている別荘オーナーも少なくありません。
そこで、“使わない時間”を宿泊施設として活用し、別荘の新たな価値へ変える。
そんな別荘の持ち方を提案しているのが、ココザス株式会社です。
同社では、物件探し・購入からリノベーション、集客、運営、清掃、そして将来の売却まで一貫してサポート。
さらに伊豆をはじめ、那須、八ヶ岳、白馬、北海道、京都、淡路島、福岡、沖縄など、全国の観光地・別荘地で現地対応できる体制づくりを進めています。
目指しているのは、単に民泊で収益を上げることだけではありません。
オーナー自身が使いたいときには別荘として楽しみ、使っていない期間は宿泊施設として活用する。
「お金」と「心」の両方を豊かにする別荘運営です。
今回は、事業立ち上げ当初から携わり、現在は伊豆支店責任者を務める亀川優一氏に、事業を始めたきっかけ、ココザスならではの強み、実際の運営事例、そして別荘・民泊運営で失敗しないためのポイントについて伺いました。

ココザス株式会社 会社概要
| 会社名 | ココザス株式会社 |
| サービス名 | & やど管理 |
| 会社URL | https://and-villa.jp/yado-kanri/ |
| 代表者 | 安藤 義人 |
| 設立 | 2016年7月11日 |
| 対応エリア | 全国 |
| 主な事業 | 宿泊施設の立ち上げ支援、運営代行、収益改善、清掃、ゲスト対応 |
| 特徴 | バケーションレンタル(一棟貸しの別荘)に特化 |
「別荘を持っているけれど、使えていない」そんな声から始まった
― まず、別荘・宿泊運営事業を始めたきっかけを教えてください。
もともとココザスでは、資産形成に関する事業を展開していました。
その中で周囲から聞くことが多かったのが、
「別荘を持っているけれど、どう活用したらいいかわからない」
という声でした。
別荘を所有していても、自宅から遠ければ頻繁に現地へ行くことはできません。
せっかく購入したにもかかわらず、年間の大半は使われないままになってしまうケースもあります。
そこで、これまで培ってきた資産形成やマーケティングのノウハウを活かしながら、
「使っていない期間を宿泊施設として活用できれば、別荘をもっと有効に使えるのではないか」
と考えたことが、現在の事業につながりました。
ただ収益を得るためだけではありません。
自分や家族で使いたいときには、別荘として楽しむ。
使っていない期間は運営を任せ、収益化する。
「所有する楽しさ」と「資産としての活用」を両立する。
それが、ココザスが目指す別荘運営の形です。
観光地・別荘地を中心に全国へ
― 亀川さんは、事業立ち上げ当初から携わっているそうですね。
そうですね。
最初の立ち上げから関わっていて、現在は北海道、那須、群馬、八ヶ岳、伊豆、白馬、京都、淡路島、福岡、沖縄など、全国の観光地・別荘地へと現地体制を広げています。
中でも伊豆や那須は別荘の数が多く、力を入れているエリアの一つです。
宿泊需要のある観光地としてだけでなく、
「すでにある別荘を、どう活かすか」
という視点から運営を考えていることも、ココザスの特徴です。

ココザスの強み① 資産形成事業で培った「マーケティング力」
― 他の民泊運営代行会社と比較したとき、ココザスの強みはどこでしょうか?
大きく3つあると思っています。
一つ目は、マーケティングです。
ココザスでは、別荘運営事業を始める以前から情報発信やマーケティングに力を入れてきました。
YouTubeなどを通じた情報発信もその一つです。
このノウハウは、宿泊施設の集客にも活かされています。
施設をつくったからといって、自動的に予約が入るわけではありません。
- どのOTAへ掲載するのか
- どんな写真を使うのか
- 誰をターゲットにするのか
- どんな見せ方をするのか
「施設をつくる」ところだけではなく、「どうやって選んでもらうか」まで考える。
ここは強みの一つだと思っています。
また、カメラマンも自社で雇用しているため、必要に応じて施設写真の見直しにも対応できます。
運営開始後も、集客状況を見ながら改善できる体制を持っていることは、大きな強みです。
ココザスの強み② 物件購入から、最後の「売却」まで相談できる
― 二つ目の強みは何でしょうか?
最初から最後まで、一貫してお手伝いできることです。
例えば、
「民泊をやってみたいけれど、まだ物件を持っていません」
という方でも大丈夫です。
物件探しや購入からお手伝いして、必要であればリノベーションを行う。
そこから宿泊施設として立ち上げ、集客・運営・清掃まで対応します。
そして、将来的に別荘を手放すことになった場合には、売却についても相談できます。
つまり、
- 物件探し・購入
- リノベーション
- 宿泊施設としての立ち上げ
- 集客
- 運営
- 清掃
- 売却
まで、一つの窓口で相談できるということです。
民泊運営代行会社の中には、集客だけ、清掃だけなど、業務の一部分に特化している会社もあります。
それぞれに専門性がある一方で、オーナー様側からすると、複数の会社とのやり取りが必要になることもあります。
できるだけ窓口を一本化し、オーナー様の負担を減らせることは、ココザスの強みだと思っています。

ココザスの強み③ 「現地にスタッフがいる」という安心感
三つ目が、現地スタッフの存在です。
民泊や一棟貸しの運営では、予約管理やゲスト対応をオンライン化できても、どうしても現地対応が必要になる場面があります。
- 設備のトラブル
- 清掃
- ゲストからの相談
- 緊急時の駆けつけ
特に東京に住みながら伊豆や那須に別荘を所有している場合、何かあるたびにオーナー様自身が現地へ向かうことは現実的ではありません。
そのためココザスでは、各エリアで現地対応できる体制づくりを進めています。
「何か起きても、近くに対応できる人がいる」
それだけでも、オーナー様にとってもゲストにとっても安心感につながります。
清掃や駆けつけ対応だけを、その都度現地の外部業者へ依頼するのではなく、地域ごとに運営体制そのものをつくっていく。
全国の別荘地で運営を広げるうえで、非常に大切にしている部分です。
「任せて終わり」ではなく、オーナー様と一緒に売上をつくる
― ココザスが得意としている運営スタイルはありますか?
一方的に運営するというより、
オーナー様と一緒に歩んでいくスタイル
だと思っています。
運営代行についても成功報酬型なので、施設の売上が上がらなければ、僕たちの売上も増えません。
だからこそ、
「どうすればもっと売上を伸ばせるか」
「何を改善すれば予約につながるか」
を考え続ける必要があります。
もちろん、オーナー様自身が、
「ここは自分でやりたい」
という部分があれば、やっていただいても構いません。
もし途中で、
「やっぱり難しかった」
となれば、その部分を僕たちが引き取ることもできます。
オーナー様がやりたいところはやってもらう。でも、困ったときには最後にこちらで対応できる。
そんな体制をつくっています。

ゲストにとっては、「何も起こらない」ことが一番いい
― ゲスト満足度を高めるために意識していることはありますか?
施設によってやることはかなり違います。
例えば雪の多いエリアなら、到着したときに快適に過ごせるよう事前に暖房などを準備しておく。
伊豆のような観光地であれば、周辺に何があるのか、どんな場所へ行けるのかといった情報も案内します。
ただ、一番大切なのは、
「何も問題が起きないこと」
だと思っています。
一棟貸しや別荘へ泊まりに来る方は、家族や友人とのプライベートな時間を楽しみに来ています。
そこに僕たちが必要以上に入っていく必要はありません。
何かあれば、すぐ相談できる。
現地にも対応できるスタッフがいる。
でも、何もなければゲストだけでゆっくり過ごしてもらう。
「観光地に来ているけれど、家にいるように過ごせる」
そんな環境をつくることが、別荘型の宿泊施設では大切だと考えています。
OTAを見直し、売上が大きく伸びた物件も
― これまでで印象に残っている運営事例はありますか?
集客方法がわからず、悩まれていたオーナー様の物件があります。
特にOTAについて、
「どこに掲載すればいいのかわからない」
「どう運用すれば予約につながるのかわからない」
という状態でした。
そこで僕たちが運営に入り、OTAの選定や掲載方法など、集客全体を見直しました。
集客を見直す前は月30万円程度だった売上が、改善後には月約280万円を記録したケースもあります。
※ 実績の一例であり、収益を保証するものではありません
もちろん、すべての物件で同じ結果になるわけではありません。
ただ、
物件そのものだけでなく、「どう売るか」を変えることで結果が大きく変わることがある。
マーケティングの重要性を改めて感じた事例でした。
サウナも「付ければ予約が入る」わけではない
― 設備面で印象に残っている事例はありますか?
最近は、
「サウナを付けたい」
というオーナー様も多いですね。
ただ、サウナは設備を購入して設置すれば終わり、というほど簡単ではありません。
施工や設備の選定など、考えなければいけないことがたくさんあります。
実際に、
「サウナを設置したけれど、このままでは宿泊施設として運営できない」
と困っていた方から相談を受けたケースもありました。
そうした場合には、必要な業者を組み合わせながら、宿泊施設として運営できる状態までサポートします。
サウナ設備は、導入後に想定外のトラブルが起きることも珍しくありません。
僕たちも自社施設での運営を通じて、そうした課題に一つひとつ向き合ってきました。
だからこそ、
- どの設備を選ぶべきなのか
- どこにリスクがあるのか
- どんな業者へ依頼するべきなのか
というノウハウが蓄積されています。
「自分たちが経験した失敗を、次のオーナー様には繰り返させない」
というのも、運営実績を積み重ねる意味だと思っています。

初心者が失敗しないために必要な「5つのポイント」
― これから民泊を始める方へ、アドバイスをお願いします。
初心者の方ほど、一つの失敗による負担が大きくなりやすいと思います。
大切なのは、
「物件選び・集客・清掃・クレーム対応・運営の考え方」
この5つです。
例えば、どれだけ良い物件を購入しても、集客ができなければ予約は入りません。
予約が入っても、清掃品質が悪ければレビューに影響します。
ゲストからトラブルの連絡が来たときに対応できなければ、オーナー様自身が動かなければならなくなります。
どれか一つだけを見るのではなく、
「実際に運営が始まったあとまで含めて成立するか」
を考えて物件を選ぶことが重要です。
ココザスでは物件探しの段階から相談できるので、
「何から始めればいいかわからない」
という段階でも、まず相談してもらえればと思います。
運営代行会社は「安さ」より、“どこまでやってくれるか”を見る
― 運営代行会社を選ぶときは、どこを比較すればいいでしょうか?
僕は、いろいろな会社を見た方がいいと思っています。
比較しなければ、違いもわからないですからね。
その中でも見てほしいのが、
「どこまで対応してくれる会社なのか」
という点です。
例えば、
集客はやるけれど清掃は別。
現地対応は別料金。
設備トラブルは対象外。
となれば、運営会社へ依頼したあとも、オーナー様自身が別の業者を探さなければならない可能性があります。
だから、単純な手数料率だけではなく、
「この料金で、どこまでやってくれるのか」
「どこまで会社内の体制で対応できるのか」
まで確認した方がいいと思います。
何か問題が起きるたびに、
「これはどの会社に連絡すればいいんだっけ?」
となるのは、オーナー様にとって大きな負担です。

理想は、『使いたいときに使って、あとは任せる』
別荘を持つことが、オーナー様にとって新しい「仕事」になってしまっては意味がありません。
例えば東京に住みながら、伊豆に別荘を持っている。
本来であれば、休日に伊豆へ行くことは楽しみだったはずです。
ところが、
「清掃は大丈夫かな」
「設備が壊れていないかな」
「ゲストから連絡が来ていないかな」
と常に考えるようになれば、次第に別荘へ行くこと自体が負担になってしまいます。
だからこそココザスが目指しているのは、
オーナー様が使いたいときには、自分たちの別荘として楽しむ。
使わないときは、運営を任せる。
そして普段は、収益を確認する。
そんな状態です。
「お金」と「心」、両方が豊かになる別荘へ
この考え方には、ココザスが別荘事業を始めた背景があります。
もともと資産形成を支援してきたココザスでは、「お金」の面で人生を豊かにするためのサービスを提供してきました。
一方で、
「お金だけではなく、精神的な豊かさにつながるものも提供したい」
という考えから生まれたのが、別荘という選択肢でした。
家族や友人と過ごす場所になる。
自然の中でリフレッシュできる。
使っていない期間には、収益も生み出してくれる。
お金だけを追求して、別荘を持つこと自体がストレスになってしまっては意味がありません。
反対に、理想だけを追い求めて、経済的な負担が大きくなりすぎても長くは続きません。
だからこそ、
「お金と気持ちのバランス」
を大切にする。
それが、ココザスが考える別荘運営です。

ココザス株式会社をおすすめしたいオーナー様
✅遠方にある別荘の管理・運営に困っている方
伊豆や那須などに別荘を所有しているものの、自宅が遠く、日常的な管理や現地対応が難しい方におすすめです。
✅まだ物件を持っていない方
物件探し・購入からリノベーション、宿泊施設の立ち上げ、運営までまとめて相談したい方にも向いています。
✅民泊・別荘運営をできるだけまとめて任せたい方
集客、清掃、現地対応などを複数の会社へ依頼するのではなく、窓口をまとめてオーナー自身の負担を減らしたい方。
✅現在の施設の集客に悩んでいる方
OTA運用や写真、マーケティングを見直し、現在の施設の売上改善を目指したい方。
✅自分でも別荘を楽しみながら収益化したい方
投資だけを目的にするのではなく、自分や家族でも利用しながら、使っていない期間を有効活用したい方。
✅サウナなど、付加価値のある宿泊施設をつくりたい方
設備選定や施工、実際の運営で起こり得るリスクまで含めて相談したい方にもおすすめです。
編集後記
今回のインタビューで特に印象的だったのは、
「別荘を収益物件にすること」だけがゴールではない
という考え方でした。
せっかく別荘を持つのであれば、自分や家族でも楽しみたい。
でも、使っていない時間まで維持費だけを払い続けるのはもったいない。
そこで、空いている期間は宿泊施設として活用する。
そして運営は現地スタッフへ任せる。
「使いたいときには使って、それ以外は任せる」
という選択肢があれば、別荘は「所有するだけの資産」から、収益と体験の両方を生み出す存在へ変わります。
また、物件購入からリノベーション、マーケティング、清掃、現地対応、そして売却まで相談できることも、ココザスならではの特徴です。
サウナ運営のように、実際の運営で得た経験をノウハウとして蓄積し、次の物件へ活かしていく。
その根底にあるのは、
「お金と心の両方を豊かにする」
という考え方です。
別荘を「投資」だけでも「贅沢品」だけでもなく、もっと自由に活用したい。
そんなオーナー様にとって、ココザス株式会社は心強い選択肢の一つとなるのではないでしょうか。
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